何年か前に子供たちの施設を作った縁で、
保育ルームの設計に又関われることになりました。
園名は 森のなかま
木をふんだんに使った環境を子供たちに、ということでつけた名前だと思います。
保育ルームは、小さな子供たちが家庭をはなれて、最初に関わる社会です。
デザインや、色彩について 子供たちに大きな影響を与える場となるはずです。
どんなところで過ごしたい?と子供たちに聞くことが出来ません。
私たち大人が良かれと想定して、場を作り、
そこでの子供たちの行動を観察するしかありません。
エントランスよりの園の眺め。
これはお母さんの視線です。
オーバー ザ レインボウ(をモチーフにした ガラス戸)の先にある森の中
にある小さな町と村、そこが子供たちの世界。
デザインを考えるとき、シンプルな分かり良いストーリーを考えます。
遊具 村役場広場。役場のファッサードにはピアノが仕舞われたり
トンネルや洞穴のような場所があります。
階段と回廊で、立体的な構成がなされています。
子供たちの動きを誘発することを狙っています。

年齢に応じた場(村)があります。
ロッカーとベンチにはハウスのイメージを持たせています。
三角の屋根、丸い屋根、段々の屋根。
プラスティックや金属は出来るだけ使わないようにしました。
ビビットカラーは使わないようにするつもりです。
子供用の色や形というのは本来あるのでしょうか?
あまりにも単純に子供たちのことを、しかも都合良くとらえていないでしょうか?

